岩間ひかるです。
今年のラマダンはモロッコでは、2022年4月3日から始まっています。
この記事を書いている今日で19日目です。
5月1日か2日くらいまで続く見込みです。
振り返ってみると、モロッコへ移住して以降のラマダンは
2014年 7月頃 断食実行。Dar Mirai改装とダダかぶり
2015年 7月頃 未実行。長女妊娠中
2016年 6月頃 未実行。授乳中
2017年 6月頃 断食実行。ラマダン期間中に砂漠出張
2018年 5月頃 未実行。長男出産間近
2019年 5月頃 断食実行。新市街の自宅ではじめてのラマダン
2020年 4月頃 断食実行。サハラ疎開中
2021年 4月頃 断食実行。サハラ疎開中&エコファーム建設中
2022年 4月 断食実行中
こんな感じの時の流れを経ていて、今回の断食で6回目の経験なんですね。
移住して初めてのラマダンが真夏だったのですが、
その時が暑いし初めてだし、猛烈に辛かったという思い出です。
ラマダンとはヒジュラ暦の9番目の月
ラマダン(Ramadan)とはイスラム教徒が用いるヒジュラ暦の9番目の月のこと。
ヒジュラ暦は月齢を用いる太陰暦なので、
太陽暦を用いる西暦と比較するとズレが生じます。
そのため過去9年のラマダンの履歴を見ても、
毎年2週間くらいずつ、ラマダンのタイミングが早まっている様子が見て取れます。
9年かけて4ヶ月移動しているということは、
約30年で12ヶ月移動するということでしょうか。
この先10年は冬の時期のラマダンになり
その先10年が秋の時期のラマダンになり
その後10年に再び夏のラマダンになる
ということは、生きていれば70代で再び夏のラマダンを経験するハメになる。
高齢者にはちょいと手厳しい試練ですな。
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ラマダン時期の過ごし方
ラマダンの1ヶ月間、太陽が出ている時間帯には
飲食(水も含むよ)
喫煙
悪口・噂話
性的行為
これらを慎み、信仰に集中するべきとされています。
これらを断つことによって欲が削がれ、神との向き合いが強化されるので
町全体、国全体がとても神聖な空気に覆われる期間でもあります。
イスラム教徒にとっての祈りの場所であるモスクは
いつもよりも数倍の人々がお祈りにやってくる姿を見ることができます。
先日のライブ配信でラマダンの概要なんかをお話ししたので
そちらももしよかったらご覧くださいませ。
3年ぶりにマラケシュで迎えるラマダン
私たちは今年のラマダンは3年ぶりにマラケシュで核家族で過ごしています。
過去2年のラマダンはサハラのグランピングJardin Kotoriで
義理家族共々過ごしていたので、大きな変化です。
核家族のラマダンは、食事の支度なんかが
大家族生活の時に比べたら大変ですが、
それでも自分な好きなものを選んで作って食べられるというのは
私にとっては大きな喜びのひとつです。
通常に比べたら食事回数が減るラマダン期間。
できれば体が喜ぶものを食べたり飲んだりしたいですからね。
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