私の好きな食べ物

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この記事を書いているいま、サハラ疎開生活が始まってもうすぐ3ヶ月、そして本日の最高気温は39℃の予報です。

すでにここ3ヶ月近く、自分の好きな食事を自由作ることができな環境下で生活しています。そしてほとんど毎日40℃近い気温で生きています。

今なら「真の私の好きな食べ物」を書ける自信がありますよ!

好きな食べ物その1 スイカ

スイカ様。

果物のなかでスイカがベストだと思う。たとえ誰かが、「ほとんど水じゃん!」とか言おうとも。

もともと日本にいた頃からスイカは大好きでした。父方の祖母が畑でスイカを育てていて、毎年お盆の時期になると祖母のスイカを食べるのを楽しみにしていたものです。

大学以降、地元の青森を離れて東京で暮らしていた私は、お盆の帰省はスイカがあるから楽しみだったといっても過言ではありません。ある年にはスイカ愛が溢れすぎて、新幹線で再び東京へ帰省するときにスイカ一玉を風呂敷に包んで持ち帰ったこともあります。道中で、スイカの重みで腕がおかしくなりましたが。

モロッコに住んでなお、スイカ愛は尽きることがありません。

モロッコのスイカは、溢れんばかりの太陽と暑い気温の恩恵を受けて、本当に甘くて濃い味がします。乾燥地で育っているから水分が凝縮されていて、割った瞬間に弾ける感じ!ラグビーボールのような楕円形で、大きいものだと1つの重さが10kgになるスイカもあります。

スイカ
真っ赤なスイカ

大きいから、大味だって?
とんでもない!むしろ大きいほど美味しいと言えるほど。

我が家ではそんな大きなスイカが、サハラ疎開中の大家族生活では1日1個のペースで消費されています。

好きな食べ物その2 お米

モロッコに住んじゃって6年が経ちますが、実は私は大の米好きです。
日本にいた頃から、パンより米、麺より米が大好き!そのため、蕎麦屋に行ってもご飯もの、ラーメン屋さんに行ってもご飯ものを注文する始末でした。

それだけお米が好きな私が、お米を作っていないモロッコで暮らしています。モロッコの主食はパンです。幸いにもスペインが近いことが影響しているのか、モロッコではお米も売っています。

まぁ正直、日本米の質にはまったく劣ります。というか日本米のツヤ、粘り、甘みは本当に奇跡の代物だと思いますから、あれを求めたら報われない。
しかしモロッコで手に入るなかでも美味しめのお米を、研いで、圧力鍋で炊いたら、それなりに美味しいんですよね!
マラケシュの自宅にいる頃は、ほとんど毎日お米を炊いて食べていました。

サハラ疎開生活に入ってからも、2週間ほど経ったところでお米を購入しました。マラケシュと砂漠では手に入る物資が雲泥の差で、砂漠で手に入るのはお米とかろうじて醤油。

考えました。
お米と醤油だけで、白米大好きな私の欲求を満たす方法を。

そして考え至ったのが、焼きおにぎり

時はちょうどラマダン中。たまたまその日の夕食は、羊のレバーを串焼きにするというので、炭火を起こしていました。チャンス到来!

すかさず米を研ぎ、吸水させ、圧力鍋でお米を炊きました。
できたご飯を握って、そこに醤油ダレをつけて、炭火の残り火で炙ります。
一石二鳥なのでミントティも沸かしちゃいましょう。

おにぎりを炭火で炙る

時間をかけて、炭火で炙った焼きおにぎり。
サハラで食べる焼きおにぎり。

もうね、美味しくないはずがないでしょう?
控えめに言って、最高でした。
その日から5回以上おにぎり炙ってます。

限りがあるから研ぎ澄まされる

もし私がいま、何不自由なく買い物に行けて、頭に思いついた物をすぐに手に入れられる環境にいたら、好きな食べ物はスイカとお米じゃなかったかもしれないです。ケンタッキーフライドチキンとカレーライスって言ってたかもしれないです。

でも現時点では、ここはめっちゃくちゃ暑いし、和食の材料なんて全然手に入らないようなところに暮らしているので、私の味覚は研ぎに研ぎ澄まされています。

そんななかで選ばれし者が、スイカと米でした。

少しくらい制限とかストレスがあることで、ホンモノにスポットライトがあたるのかもしれないですね!

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